ザッキアイ

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『すみっコぐらし そらいろのまいにち』 絵本感想 映画の予習にもいかがでしょうか

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こんにちは、ワモモトです。

 

『映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』が11月公開予定ですね。

ファンとしてはたいへんうれしいです。

わたしのお気に入りのコは、「とんかつ」「えびふらいのしっぽ」ですが、みんな愛せるコたちです。

 

絵本『すみっコぐらし そらいろのまいにち』 よこみぞゆり(著)

 

 おススメしたい人

この絵本は周りの人がすみっコぐらし好きで、秋に映画に一緒に行くつもりだけど、
なにを予習したらいいのか迷っている人に、おススメします。
 
すみっコぐらしってなんなのか、簡単に頭に入れたいときにもいいですね。
映画の第1弾を見るよりも、短い時間で読めますし、すみっコたちの性格がよくわかると思います。
 

 あらすじを少し

すみっコたちがすみっこに集まってくらし始める、いきさつの物語です。
ひとり一編の物語で描かれていて、ひとつひとつのエピソードにテーマがあります。
 
みんなが少しずつ悲しかったり落ち込むような経験をして、すみっこにいきつきます。
そこでほっこり落ち着くと思いきや、、、
 
という、いわゆる「エピソードゼロ」になっています。
 

思ったこと 

今まで知っていたすみっコたちの、隠された一面を知っておどろいたり、ふむふむと納得したり。
切ない気持ちになって、最後はほっこり前向きな気持ちになりました。
 
すみっコの世界では、いつもみんな思いやりがあってやさしい、、
みんな違いを認め合っているから、そうふるまえるんだと思いました。
 
たとえば「うそ」のとらえかたですと、単純に「うそはよくないよ」と結論付けるのではありません。
誰かのための優しいうそならいいのか、正直が正義なのか、少し考えさせられるところもあります。
 
こどもから大人までみんなが楽しめる絵本です。
言葉にリズムがあるので、小さな子に読んであげるのにも良さそうです。
 
読み終わったら挿絵をじっくり見るのもいいですね。
いろいろなものに表情がついていて、すみずみまで楽しめますよ。
 
 
巻末には「すみっコぐらしのなかまたち」のページもあって、すみっコのなかまの、みにっコたちのことも分かるようになっています。
相関図のようになっていてわかりやすいです。
 

映画の予習にも

 
新しい映画でも導入部に少し説明があると思いますが、予習がてら読んでみてはいかがでしょうか。
すみっコの世界にすんなりなじめると思います。
 
愛せる絵本です。