「のような」というのは病院に行って診断してもらっていないからです。
かなり回復してきましたが、いろいろ考えたことを書きます。
ご注意くださいこのブログには治療方法などは出てきません。
気になる症状のある方はぜひ病院で診察を受けてくださいね。
きっかけは手を洗った時
駅のトイレで手を洗う時、体を洗面台につけないように腰を引き気味にします。
低めの台に中腰で、水道のセンサーを反応させるために、手を斜め下に伸ばしました。
瞬間「ビシビシビシッ」と感覚があり、腰から膝の上までが激痛が走り、その体勢のまま固まってしまいました。
水道の水が流れるまま、どうすることもできず、後ろに並んでいる人もいたので後ずさりしました、、、
まずいなと思ったものの、同僚とふたりでご飯を食べに行く約束をしており、とりあえず行くことにしました。
足を大きく動かす動作は痛いのですが、2次元的には動けるので、食い意地が勝ってバスで行きました。
バスの段差は激痛ですがガマンです。
ご飯の時はカニが出ていたのもあり「平行移動しかできないカニの呪いかも」と冗談を言う気力がありました、、、
当日は土曜日、ひどくなるようなら背骨も心配なので、月曜日に病院に行こうと決めました。
自分でやってみたこと
まずは家にあったシップを貼ってみました。
いわゆる「ぎっくり腰」は「急性腰痛症」が正式名称だそうです、知りませんでした。
どこかで「ぎっくり」した時点からいきなり腰痛になるので急性腰痛症というわけです。
わたしの場合は「ビシビシ腰」かな、、、
寝るときは横向きに寝ます、痛い方を上にするといいそうです。
うつ伏せになってしまわないように抱き枕を使いました。
仰向けで寝るときは膝の下に抱き枕を入れて腰の負担を減らすようにしました。
寝ていて起きるときはまず横向きになります。
最初は横向きになるのがたいへんでした。
足をベッドから降ろしてから体を起こして座ります。
座っている姿勢からは膝の上に手を置いて、足の筋力でなるべく立つようにします。
お風呂は、立ったままシャワーすることにしました。
しゃがまないようにしました、立ち上がりづらいからです。
腰よりも低い位置にあるものを取るのがたいへんです。
冷蔵庫の一番下が冷凍室ですが、引き出しを開けられなかったです。
わたしの仕事は重いものはほとんど持たないのですが、ひんぱんにしゃがみます。
「ビシッ」となってから2日後の月曜日は、休ませてもらいました。
無理しないようにしていたら、だんだん良くなってきたので、病院にはいきませんでした。
普段意識していないけど必要だったもの
お風呂や階段の手すり、駅のエレベーターは大切でした。
手すりがないと登れないというより、もし転んだら立ち上がれない恐怖に対する保険でした。
車の助手席の上についている握るところ。
今までつかんだことがなかったのですが、これを持つと乗り降りが少し楽です。
名前は「アシストグリップ」らしいです、知りませんでした。
車のドアを中から引っ張って閉めることがとてもたいへんでした。
スーパーのショッピングカートは押すときの体勢が意外と楽でした。
もっと年齢が上がったら、シルバーカーを買おうと思いました。
買い物の荷物も運べるし、椅子にもなりますね。
周りの人に助けられた
しゃがまなくていいように、仕事を率先してやってくれる同僚には、ほんとに助けられました。
ありがたいことです。
夫もいろいろ助けてくれました。
家の中でじっとしている時間がとれてよかったです。
経験談を聞く
「以前わたしが腰を痛めたときはね、、、」と職場の人から教えてもらいました。
5人の職場で2人も経験者がいて、共感してもらえるのがうれしかったです。
しかし「一回経験すると、これから痛めやすくなる」と口をそろえて教えてくれるので、恐怖しかないです、、、
見かたが変わったこと
今までスーパーの車いすマークの駐車場を、自由に使っている人に違和感がありました。
「ドアを思いっきり開けてゆっくり乗り降りしたい」時もあるよね、と思えるようになりました。
助手席側なので、乗り降りしてから車を動かしてもらえば良いのですが、そうもいかない場合もあるとわかりました。
満員に近い電車で扉の手すりに張り付いて立っているひと(いわゆる門番)も手すりからどうしても手を離せないかもしれません。
混んだ電車では奥まで進むタイプですが、今回は門番も経験しました。
電車内で動かなくていいかと思ったんですが、意外と押されるのできゅうくつでした。
「門番」は「こまいぬ」とも言うそうですね、知らなかったです。
次回に備えて??
マジックハンドがぜひ欲しいです。
落としたものを拾ったり、ちょっと手を伸ばせばとれるものを取ったり、便利そうです。
今まで以上に動かなくなるから、かえってダメでしょうか、、、
いろいろ書きましたが「腰は何も持っていなくても、簡単な動作でも痛める」ことをお知らせしたいと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。